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Analog 5.91beta1: 時間レポート


この章では、時間レポートの出力を制御するコマンドについて説明します。 時間レポートに分類されるレポートは全部で13種類あります。時間レポートはアクセス数の時系列での推移を示します。このうち8種類(レポート)は、特定の期間におけるアクセス数を示し、残り5種類(概要)は、レポートの全期間にわたる日単位、もしくは集単位の(平均ではなく)全体的な状況を示しています。

なお、以下の一覧にある「四半期レポート」のコマンド(kbd>QUARTERLYから始まる)と「15分間隔レポート」と「15分間隔の概要」のコマンド(それぞれQUARTERREPQUARTERSUM から始まります)とを混同しないようにしてください(訳注: 英語の場合、どちらもquarterから始まりますが、日本語訳で混同することはないでしょう)。


おのおのの時間レポートでは、リクエスト、ページ単位のリクエスト、バイト単位の転送量を以下のコード文字を使ってカラムに含めることができます。
R
リクエスト数
r
リクエスト数の割合(%)
P
ページリクエスト数
p
ページリクエスト数の割合(%)
B
転送バイト数
b
転送バイト数の割合(%)
どのレポートにどのカラムを表示させるかについては、COLS 系コマンドによって制御します。例えば以下のコマンド
HOURSUMCOLS Pb
では、Analog に対して「時間別概要」のカラムにページリクエスト数と転送バイト数の割合をこの順番で表示させるように指定します。 すべての COLS 系コマンドを以下に示します: YEARCOLSQUARTERLYCOLSMONTHCOLSWEEKCOLSDAYREPCOLSDAYSUMCOLSHOURREPCOLSHOURSUMCOLSWEEKHOURCOLSQUARTERREPCOLSQUARTERSUMCOLSFIVEREPCOLS and FIVESUMCOLS なお、すべての時間レポートに対して表示するカラムの指定を行なうコマンドとして TIMECOLS というコマンドも用意されています。
Analog は、時間レポートにおける、リクエスト数、ページリクエスト数、転送バイト数の数値を棒グラフで表示することもできます。これは GRAPH 系のコマンドによって制御されます。例えば、以下のコマンド
DAYREPGRAPH P
は、Analog に対して、日別レポートにおける棒グラフをページリクエスト数で表示させるように指定します。 また、このコマンドは、Analog がレポート下部に表示する最も混雑した時間帯を判断する基準も制御します。 小文字で指定すると、棒グラフを標準の赤い画像イメージではなく、ASCII 文字を使って表示します(この方が出力が短くなります。なお出力形式が PLAIN および ASCII の場合や、画像を表示できないブラウザで閲覧した際は、常に ASCII 文字で表示されます)。例えば、
DAYREPGRAPH b
は日別レポートをバイト単位で、画像を利用せずに表示します。 すべての GRAPH 系コマンドを以下に示します: YEARGRAPHQUARTERLYGRAPHMONTHGRAPHWEEKGRAPHDAYREPGRAPHDAYSUMGRAPHHOURREPGRAPHHOURSUMGRAPHWEEKHOURGRAPHQUARTERREPGRAPHQUARTERSUMGRAPHFIVEREPGRAPHFIVESUMGRAPH なお、上記すべてのコマンドに一括して同じ設定を行なうコマンドとして、ALLGRAPH というコマンドも用意されています。
棒グラフで利用する画像ファイルの種類は、 以下の BARSTYLE コマンドによって制御することができます。 (画像を表示しないブラウザで閲覧する際には、これらはすべて同じ表示になります。)

BARSTYLE a  +++++++++++
BARSTYLE b  +++++++++++
BARSTYLE c  +++++++++++
BARSTYLE d  +++++++++++
BARSTYLE e  +++++++++++
BARSTYLE f  +++++++++++
BARSTYLE g  +++++++++++
BARSTYLE h  +++++++++++
BARSTYLE i  +++++++++++
BARSTYLE j  +++++++++++
デフォルトのスタイルは b です。
棒グラフ表示の際には、古いものから順に(xxxxx)表示させるか、新しいものから順に(xxxxx)表示させるかを指定することも可能です。これには以下のようなコマンドを利用します。
MONTHBACK ON  # Monthly Report backwards
WEEKBACK OFF  # Weekly Report forwards
すべての BACK 系コマンドを以下に示します: YEARBACKQUARTERLYBACKMONTHBACKWEEKBACKDAYREPBACKHOURREPBACKQUARTERREPBACKFIVEREPBACK 表示させる順番がまちまちだと混乱しがちですので(これを行なうと Analog も警告を出力します)、通常は ALLBACK コマンドでこれらを一括して設定することになるでしょう。
詳細な時間レポートを出力する際には、通常最近の部分だけがみられれば充分な場合が多いでしょう(最近3年間の5分単位の統計なんて、とても必要とは思えません)。 そのため、Analog では時間レポートで出力を行なう行数を ROWS系コマンドによって指定することが可能です。以下に例を示します。
QUARTERREPROWS 96  # 直近の1日分だけ出力する
MONTHROWS 0        # 0 は無制限の意味になり、すべての行が表示される
すべての ROWS 系コマンドを以下に示します: YEARROWSQUARTERLYROWSMONTHROWSWEEKROWSDAYREPROWSHOURREPROWSQUARTERREPROWSFIVEREPROWS なお、ROWS コマンドが記述されている場合でも、レポート下部には、表示されている行の最瀕値ではなく、対象期間内での最瀕値が表示されます。
PLAIN および ASCII 形式の場合や、画像が表示できないブラウザにおいて棒グラフ表示に使われる文字は、MARKCHAR コマンドによって指定されます。例えば
MARKCHAR =
により、「=」記号が使われるようになります。

MINGRAPHWIDTH というパラメータは、棒グラフの長さとして最低限確保される幅を指定します。例えば、

MINGRAPHWIDTH 10
と記述した場合、たとえ PAGEWIDTH で記述した値を越えることになっても、棒グラフの長さとして10文字分の幅が確保されます。

時間レポートに関連するコマンドとして、、週の最初の日が何曜日かを指定するコマンドがあります。これは「日別レポート」、「日別概要レポート」、「週別レポート」、「曜日別概要レポート」の表示に影響します。例えば、地域の学生新聞が毎週金曜日に新しい記事を Web に掲載している場合、レポートは WEEKBEGINSON FRIDAY のように記述するとよいでしょう。

次の章では、時間レポート以外のレポートに関係するコマンドについて説明していきます。


Analog ホームページ

Stephen Turner
23 August 2003

Analog についての質問はanalog-help メーリングリスト をお使いください。 (訳注: 日本では analog-jp メーリングリスト をご利用ください)

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