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Analog 5.91beta1: 基本コマンド


ここでは、 Analog を 利用する上での基本的な設定コマンドについて説明します。 ここで説明するコマンドは、 Analog を使うにあたって の章で説明したとおり、設定ファイルの analog.cfg に追加することをお勧めします。 利用できるすべての設定コマンドについては、後の章で説明します。各レポートの出力を制御するコマンドの概要については、Analog のレポートの章で説明します。
Analog は Web サーバが生成したログファイルを読み込み、その中の情報を元に、出力ファイルを生成します。そのため、どのログファイルを読み込むか、またどのファイルに出力を行なうかを指定する方法を知っておく必要があります。 該当するコマンドは、以下のようになります。
LOGFILE my_logfile
OUTFILE output.html
これは、もちろん実際に利用したいファイルの名前に置き換えてください。 になります。 ログファイルはローカルマシンに保存されている必要があり、 FTP や HTTP を使って、インターネットから取得したりすることはできませんので、場合によっては、ファイルの取得が必要になることもあるでしょう。 幾つかのログファイルを読み込ませるには、ログファイルに関するコマンドを幾つか指定したり、ファイル名をコンマで区切って並べたり、ログファイル名にワイルドカードを使ったりすることができます。例えば、以下のようにコマンドを記述することで、
LOGFILE new1.log,old*.log
LOGFILE new2.log
Analog は、new1.lognew2.log 、およびすべての古いログファイルを解析します。Analog は幾つかの形式のログファイルを識別します。詳細については、ログファイルの選択 の章で説明しています。
Analog を利用する上で知っていることが必要なコマンドは、他にも幾つかあります。こうしたコマンドは、特に重要という訳ではありませんが、コマンドを知らないと、出力がひどく間抜けなものになるためです。 まずは、組織名とその URL を出力の最初に設定する方法を覚えましょう。これを行なうには、以下のように二つのコマンドを記述します。
HOSTNAME "Spam Widgets Inc."
HOSTURL http://www.spam-widgets.com/

出力中のイメージがグラフ表示されず、壊れた画像が出てきてしまう場合は、サーバ上で画像イメージが格納されているディレクトリを指定することが必要です。 これを行なうには、以下のようにコマンドを記述します。

IMAGEDIR /analog/images/
(この設定は、出力されるページの <img> タグ中に反映されるだけなので、 これは URL 中でのディレクトリ名であり、ディスク上でのディレクトリ名ではありません。 画像ファイルは、プログラム中に同梱されていますので、指定したディレクトリに移動させておく必要があります。)
次に、個々のレポートを表示させたりさせなかったりする方法について説明しましょう。 Analog は、Web サーバが必要とされる情報をログファイルに記録している場合、最高 44 個の異なるレポートを生成することができますが、以下のものは特に重要です。 以下の設定を行なって、結果を確認してください。各レポートは ON コマンドで表示させることができ、 OFF コマンドで表示を抑止できます。 ALL ONALL OFF コマンドにより、すべてのレポートを表示させたり、表示を抑止したりすることもできます。
MONTHLY ON       # 月別レポート
WEEKLY ON        # 週別レポート
DAILYREP ON      # 日別レポート
DAILYSUM ON      # 曜日別概要
HOURLYREP ON     # 一日の時間別レポート
GENERAL ON       # 全体の概要
REQUEST ON       # リクエストレポート
FAILURE ON       # リクエスト不成功レポート
DIRECTORY ON     # ディレクトリレポート
HOST ON          # ホストレポート
ORGANISATION ON  # 組織別レポート
DOMAIN ON        # ドメインレポート
REFERRER ON      # リンク元URLレポート
FAILREF ON       # リンク元URL不成功レポート
SEARCHQUERY ON   # 検索語句レポート
SEARCHWORD ON    # 検索単語レポート
BROWSERSUM ON    # ブラウザレポート
OSREP ON         # OSレポート
FILETYPE ON      # ファイル種類別レポート
SIZE ON          # ファイルサイズレポート
STATUS ON        # 状態コードレポート
表示可能なレポートの一覧については、 出力の設定 の章で説明します。 リンク元 URL レポート、ブラウザレポート、OSレポートなどについては、Web サーバが必要とされる情報をログファイルに記録している場合にのみ表示されます。

各レポートについては、何行出力するか、どの欄を出力に含めるか、どの順番にレポートを表示させるかなど、他にも多くの設定が可能です。 例えば、

REQINCLUDE pages
というコマンドは、 Analog に対して、リクエストレポートですべてのファイルではなく、ページの一覧のみを表示させるような設定になります。また
REQFLOOR 10r
というコマンドは、Analog に対して、リクエストレポートで少なくとも 10 リクエスト以上あったファイルのみを表示させるような設定になります。 すべてのレポートに関する概要とそれらを制御するコマンドについては、 Analog のレポート の章で説明します。
LANGUAGE コマンドを使って、幾つかの言語で出力を行なうことが 可能です。例えば、以下のコマンドにより、
LANGUAGE FRENCH
出力はフランス語になります。現在使用可能な言語は、 ARMENIAN - アルメニア語BASQUE - バスク語BULGARIAN - ブルガリア語CATALAN - カタロニア語SIMP-CHINESE - 簡体字中国語 (GB2312 エンコード) 、 TRAD-CHINESE - 繁体字中国語 (Big5 エンコード) 、CZECH - チェコ語DANISH - デンマーク語DUTCH - オランダ語ENGLISH - 英語US-ENGLISH - アメリカ英語FINNISH - フィンランド語FRENCH - フランス語GERMAN - ドイツ語HUNGARIAN - ハンガリー語INDONESIAN - インドネシア語ITALIAN - イタリア語JAPANESE - 日本語KOREAN - 韓国語LATVIAN - ラトビア語NORWEGIAN - ノルウェー語 (Bokmål) 、 NYNORSKPOLISH - ポーランド語PORTUGUESE - ポルトガル語BR-PORTUGUESE - ブラジル系ポルトガル語RUSSIAN - ロシア語SERBIAN - セルビア語SLOVAK - スロバキア語SLOVENE - スロベニア語SPANISH - スペイン語SWEDISH - スウェーデン語TURKISH - トルコ語UKRAINIAN - ウクライナ語 です。

以下の言語は、旧バージョンの Analog では利用できましたが、まだバージョン 5 用の翻訳が行なわれていません: BOSNIAN - ボスニア語CROATIAN - クロアチア語GREEK - ギリシャ語ICELANDIC - アイスランド語LITHUANIAN - リトアニア語ROMANIAN - ルーマニア語 。 利用可能になったものは、 Analog のホームページ に追加されます。 新しい言語をどのようにダウンロードしたり、場合によっては新規に翻訳したりするかについては、 出力の設定 の章を参照してください。


これ以外に、普通設定しておきたいと思うことには、ファイルやホストにエイリアス(別名)をつけること (例えば、 Analog に二つの異なったファイル名を同一のファイルとして扱うようにさせること) や、 特定のファイル、ホスト、日付を 包含にしたり、除外したりする (例えば、自分のサイトからのアクセスを無視したり、特定のサブディレクトリ以下だけを解析する、特定の期間だけを解析するなど) ことがあるでしょう。これらについては、以降の エイリアス(別名) および 包含と除外 の章を参照してください。

前述したように、これらは利用可能なコマンドのほんの一部に過ぎません。 全てのコマンドについて知りたい場合は、 ドキュメントの 設定コマンドの文法 の短い章以降の章を読むことが必要になります。


Analog ホームページ

Stephen Turner
23 August 2003

Analog についての質問はanalog-help メーリングリスト をお使いください。 (訳注: 日本では analog-jp メーリングリスト をご利用ください)

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