栄養学専攻

  • カリキュラム

概念図

概念図

カリキュラム・ツリー

カリキュラム・ツリー

特色・ポイント

食育分野で期待の高まっている栄養教諭をはじめ、家庭科教諭、保育園・学校・企業の栄養士など、幅広い知識と実践力のある食の専門家を養成します。

栄養学専攻カリキュラム

栄養学専攻カリキュラム

学びの流れ

専門教育科目一覧

科目一覧

主な授業紹介

給食管理実習

学生自らが栄養士の役割を担当し、実践力を養います

広い厨房・大きな調理機器、10㎏のじゃがいもの皮が2分でむけてしまうポテトピーラー、100個のハンバーグを7〜8分で焼くことができるコンベーションオーブンなど、学生が実習するためだけに作られた、設備の充実した給食管理実習室で、大量調理の実習を行います。授業内容は栄養士の仕事そのものです。学生自らが栄養士の役割を担当し、①給食対象者に適した栄養量および栄養バランスのとれた献立の作成、②食材料の発注、③作業計画、④大量調理への展開、⑤盛りつけ、⑥配膳、⑦後片づけ、⑧給食の評価、⑨反省まで、すべてを学生の手で行います。この給食の一連の過程を通して、栄養管理、事務管理、原価管理、在庫管理、衛生管理など、多方面から学んでいきます。献立表という一枚の紙から、いろいろな業務が発生し、紙面上では想像しきれなかった作業や料理の分量、色彩、味つけなどを給食ができた段階で把握でき、多くの問題点を提供してくれます。厨房では食中毒予防に、食品衛生学で学んだ食中毒の知識が生かされます。

公衆栄養学実習

地域住民への栄養指導とサポートの手法を学びます

人々の健康を保持・増進させるためには、地域住民への「適切な食生活の在り方」や「正しい生活習慣」に関する指導・サポートが重要です。この授業では、「公衆栄養学」や「地域栄養学」「栄養教育論」などをベースに、栄養士・管理栄養士が地域において実施する指導・サポートの実践的な手法を、公衆栄養マネジメントシステムに基づいて系統的に学んでいきます。たとえば、食事摂取基準や食事バランスガイドについて学んだうえで、献立作成の一連の流れを学習します。また栄養アセスメントでは、実際に自分の身体状況や栄養調査・診断を実施し、栄養学的な評価・判定方法を習得していきます。さらに栄養指導の実習や、保健センター等での地域住民に向けた「健康づくり事業」の企画を立案し、その指導案を発表するなどのグループ実習も体験します。

栄養カウンセリング実習

栄養指導に必要な方法や技法を習得します

栄養学をはじめとする基礎科目や栄養指導論、栄養カウンセリング論、栄養指導実習等で学んだ知識をもとに、栄養カウンセリング実習では、栄養指導を行ううえで実際にはどのような方法や技法を使えばよいかを学習します。そのために、栄養指導をする際に必要な話し方、プレゼンテーション技術、指導内容および対象にあった教材の作成、指導形態の種類と選択について学びます。また、対象者の実態および問題点の把握の仕方を情報収集と基本統計、あるいはパソコンによる解析により行い、適切なまとめ方やレポートの書き方についても学びます。栄養指導の技法として、行動療法やカウンセリング、コーチングについて学び、コミュニケーションのとり方についても演習を行います。個人に対する栄養指導では栄養アセスメントの方法を学びながら、個人の食生活の資料をもとに栄養指導を行います。集団に対する栄養指導では、ライフステージ別に、対象者を設定して、問題点を把握し、指導目標を立て、栄養指導計画案を立案します。その指導案をもとに効果的な栄養指導の実演実習を行い、評価の方法についても学んでいきます。

栄養学各論実習

各ライフステージで求められる、栄養管理の知識と技術を学びます

新生児期・乳児期から幼児期、学童期、成人期、そして高齢期まで、ライフステージごとに人体の機能変化やその特徴を理解し、各ステージでの栄養管理(栄養マネジメント)について学習します。とくに、栄養状態の評価や判定、栄養計算、実施、モニタリング、フィードバックという一連の「栄養マネジメント」の知識・技術を習得し、管理栄養士としての基本的な考え方や方法について理解することを目標にしています。具体的には、乳児期・幼児期における食物アレルギー症や、学童期の糖尿病・腎疾患・肥満、成人期のメタボリックシンドローム、妊娠期の妊娠高血圧症、さらに高齢期の骨粗鬆症などを取り上げ、その栄養プログラムから献立作成までの各プログラムを演習し、「献立作成」「調理」「供食」までを実践的に学びます。

スポーツ栄養学

アスリートや愛好家に対するオーダーメイドの栄養管理を学習

スポーツ人口はジュニアから高齢者まで広がり、その目的も趣味や健康増進から競技・プロ志向まで多様化しています。と同時に、コンディショニングにおける食生活の重要性が認められ、適切なアドバイスができる食の専門家「栄養士」に対する期待は高まる一方です。そこで、スポーツ選手や健康増進を目的としたスポーツ愛好家の食事管理について、現場のニーズを把握し、実践できる知識とテクニックを習得するのが、「スポーツ栄養学」です。「スポーツ栄養学とは何か」「基礎体力づくりと栄養」「スポーツライフマネジメント」「アスリートの身体組成とエネルギーの消費量」など、毎時間テーマを決めて学習し、サポートスタッフとしてオーダーメイドの栄養管理が提案できるようになることを目指していきます。

フードコーディネート論

食の品質判定や食空間のコーディネート力を身につけます

食に対する安全・品質・健康等の志向が高まるとともに、「食情報」が氾濫する中、どの食品や食べ物を選んだらいいのか不安をもつ人が増えています。そこで、食の品質判定や広報活動、教育等に関する専門知識をもち、さらにメニューのプランニングや食卓・客席等の食空間のコーディネートを担当するフードスペシャリストの役割が、ますます重要になってきました。授業では、フードスペシャリストに必要なフードコーディネートの基礎知識を学び、さらに社会の変化をしっかりと受け止め、「資源循環型教育」や「食育問題」など、いま大切なものは何かを見極める力を養います。食に対する生活者としての視点と、創造性豊かで柔軟なビジネス感覚をバランスよく身につけたスペシャリストを目指していきます。

臨床栄養士実習

医療の現場で、実際の栄養士の仕事を体験します

臨床における栄養管理は各種疾患の治療の一環として大きな役割をもっています。そこに勤務する管理栄養士、栄養士はチーム医療の専門職として疾病治療の改善に参画しています。栄養療法が病院でどのように行われているのか、また、管理栄養士は他の医療職種と連携し、情報交換を行いながら栄養管理業務をどのように実践し、遂行しているのかを医療の現場で学びます。実習期間は3週間で、大規模病院で行います。指導者のもとで、一般食、特別治療食の献立作成、調理などの業務の流れを体験したり、病棟訪問を行いながら、担当医、担当看護師の説明を聞くなどの実習を行います。また、外来指導、入院・退院時個人指導、また母親学級、糖尿病教室の集団指導を見学するなど、病院におけるあらゆる場面での管理栄養士、栄養士の仕事を体験します。

履修モデル

1年次

○は前期 ●は後期 ★は通年 ◇は1期 ◆は2期 □は3期 ■は4期
 
1 ○家族関係学
●パソコンⅡ
●教職基礎論 ★英語ⅠB ○人間の探究(a) ○生化学概論  
2 ○からだとスポーツⅠ
●からだとスポーツⅡA
●解剖生理学Ⅱ   ○化学
●暮らしの探究(a)
○保育学概論
●住居学概論
○生物有機化学
3 ★英語ⅠA ◇食生活論
◆健康管理学概論
○パソコンⅠ
●学校保健
●社会の探究(a) ●基礎栄養学  
4 ○体育と健康 ●生体分子代謝学     ●食品学総論  
5 ○解剖生理学Ⅰ ●被服学概論        

2年次

 
1 ○学校教育心理学
●給食管理学
○生化学実験
●基礎調理実習Ⅰ
  ●保健科教育法Ⅰ ●公衆衛生学Ⅰ  
2 ○公衆栄養学
●食品機能論
○生化学実験
●基礎調理実習Ⅰ
  ●臨床栄養学総論 ●ライフステージ応用栄養学  
3 ○教育概論Ⅰ
●特別活動の研究
○被服実習Ⅰ
●家庭科教育法Ⅰ
○調理学Ⅰ ●食品衛生学 ○栄養指導論  
4   ●調理科学実験 ○日本国憲法   ○食品学各論
●被服実習Ⅱ
 
5 ○学校安全・救急看護法
●教育概論Ⅱ
●調理科学実験        

3年次

 
1 ○スクールカウンセリング論 ○給食管理実習 ○基礎調理実習Ⅱ
●応用調理実習
○保健科教育法Ⅱ
●保健科教育法Ⅲ
○食品化学実験Ⅰ
●栄養指導実習
○生徒指導論(栄養教諭)
2 ○臨床栄養学実習 ○給食管理実習
●食品加工学
○基礎調理実習Ⅱ
●応用調理実習
○公衆衛生学Ⅱ ○食品化学実験Ⅰ
●栄養カウンセリング論
○家庭科教育法Ⅱ
3 ○臨床栄養学実習
●栄養学各論実習
○給食管理実習 ○栄養指導実習
●家庭科教育演習
○臨床栄養学各論 ○教育制度論
●栄養教諭各論
○生徒指導論
4 ○食品衛生学実験
●栄養教諭各論実習
○教育方法の研究 ○食教育の研究
●家庭工学実習
  ○解剖生理学実験
●家庭科教育法Ⅲ
○栄養教諭総論
5 ○食品衛生学実験
□家庭工学
■教育内容・教育方法
○道徳教育の研究     ○解剖生理学実験  

4年次

 
1   ○栄養カウンセリング実習 ○食品機器分析化学実験 ○保健科教育法Ⅳ ●栄養カウンセリング実習  
2 ○教育実習の研究 ○食品微生物学
(実験を含む)
○食品機器分析化学実験
●栄養士実習
○臨床心理学   ●栄養教諭教育実習の研究
3   ●生活経営学 ●教職実践演習(中・高)     ○栄養教諭教育実習の研究
4 ●教職実践演習       ○社会福祉学  
5         ○栄養士実習  
  • 応用調理実習

  • 基礎調理実習を発展させた調理実習で、和食、洋食、中華料理を調理します。基本的なポイントをおさえた上で、どうやったら効率よく調理できるか、食材代替はどうするか、調理や献立の応用はどのようにするかなど、実践的に学べて勉強になりました。決まった分量と作り方で調理するだけでなく、自分たちで考えながら実習を行うので、応用力がついたと思います。

在学生・卒業生の声

基礎調理実習
  • 栄養学科 栄養学専攻 卒業生
基礎調理実習では、和食・洋食・中華料理のすべての基礎を学びます。調理の技術はもちろん、「なぜこうするのか」「この調理操作にはどんな意味があるのか」など、学問として調理科学を学ぶことができました。また、普段ふれる機会の少ない本格的な食材を使うことができたことは、「食」を学ぶ者として貴重な経験になりました。家政大学では、たくさんの資格を取得できます。それだけ授業や課題も多いのですが、同じ目標をもつ仲間がいるので、お互いを励ましあいながら勉強することができました。
私の好きな授業
家庭科教育法Ⅰ~Ⅳ
  • 安部 美咲
  • 家政学部 栄養学科 栄養学専攻卒業
    高等学校教諭(家庭科)
家庭科教育法「Ⅰ」と「Ⅱ」では、家庭科教育の歴史から戦後の教育法の内容、さらにその背景にあるジェンダー論(性、性の自己認識)など、幅広い内容を学びました。また「Ⅲ」では、学習指導計画を立案し、実際にグループ活動として模擬授業を展開し、その授業批判を行いました。さらに「Ⅳ」では、各自が家庭科教育のあり方について演習を行い、課題へのアプローチや探求結果について発表しました。4年間にわたる授業を通じて、家庭科教育に関する自分なりの考えをもつことができたと思います。
私の好きな授業
食品加工学実習
  • 背尾 萌実
  • 家政学部 栄養学科 栄養学専攻卒業
    中学校教諭(家庭科)
3年次に学んだ「食品加工学」の授業内容の応用として学ぶ「食品加工学実習」では、さまざまな加工食品を作ります。缶詰や納豆、豆腐など、身近な加工食品を作り上げることで、その食品の材料や調味料、製造の工程などを深く理解することができました。現在は、中学校の家庭科教師として働いていますが、子どもたちに、スーパーで並んでいる加工食品が「どのように作られているのか」「どんな工夫がなされているのか」を伝えることで、身近な食品に対する彼らの関心が、さらに深まってくれることを願っています。
私の好きな授業

卒業論文紹介

平成27年度 卒業論文題目一覧

  • α化ソバ粉を配合したソバ粉シューの調製条件
  • 糖質制限ダイエットの有効性と安全性について
    (肥満体型編)
  • 好き嫌いが発現するメカニズム
  • サッカー選手に対する理想的なモデル献立作成
 
  • 三大アレルゲンに対応した保育所で提供可能なおやつレシピ考案
  • 乳製品とピーマンの組み合わせによる香気成分の分析
  • 加熱処理による食材中のペプチド生成変化

平成26年度 卒業論文題目一覧

  • 魚介類含有成分と生活習慣病に関する研究
  • 各種豆類を用いた納豆製造に関する試験
  • 障がい者アスリートの栄養状況に関する調査研究
  • 冷めても美味しいおかずの調理法
 
  • 卵殻粉添加がスポンジケーキに及ぼす影響
  • 植物由来乳酸菌を利用した食品開発-アイスクリーム-
  • 低炭水化物高たんぱく質食が生体に及ぼす影響
  • 女子大生の牛乳・乳製品摂取について

平成25年度 卒業論文題目一覧

  • 牛乳・乳製品アレルギー事故防止のための調理器具の洗浄方法の検討
  • 基礎体温と月経随伴症状の関係を食事内容から探る
  • エコ・クッキング効果の検証とごみ削減レシピの考案
  • スポンジケーキにおける糖類が製品の品質に与える影響
  • 漫画を活用した食教育についての研究
 
  • アメリカンフットボール男子大学生選手を対象とした栄養教育の実施による食行動の変容
  • 在宅高齢者の栄養改善プログラムの検討
  • アルコールに対する感受性が性別よって異なっているかどうか
  • 低炭水化物食摂取が生体に与える影響
  • 乾燥卵白添加による中華麺のテクスチャーの影響

東京家政大学

板橋校舎 / 〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1
狭山校舎 / 〒350-1398 埼玉県狭山市稲荷山2-15-1

学校法人渡辺学園

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  • 附属女子高等学校
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