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家政学研究科の概要

■食物栄養学専攻 栄養学

分子栄養学特論

栄養学と代謝の分野を分子レベルで捕らえる

■栄養生理学特論

生命活動は、摂食、消化、吸収によるエネルギー源の確保と、そのエネルギーを代謝することで維持される。摂取が消費を上まわったエネルギーの過剰な蓄積(肥満)は中年期の生活習慣病の原因となり、その逆の低栄養は、高齢者の歯芽の欠落、意欲低下と併存して、身体機能を低下させ、生活の質を低下させる。生涯を通じてエネルギー出納の適正バランスを維持することが生活の基本といえる。生体におけるこれらの調節機構がどこまで解明され、どのような道の問題があるかを講述する。

病態栄養学特論

肥満は現在の日本の重大な健康阻害要因と考えられ、栄養学上大きな問題であるが、この授業では肥満の知識の学習を目的とし、最新の英語論文を紹介しながら精読し理解を深める。

栄養学演習

生活習慣病に関する最新の文献を読む。

摂食、消化、吸収、代謝に関する最新の文献を読む。特に内臓脂肪症候群およびその予備群は、慢性的に医療を必要とする「生活習慣病」の原因となるが、頻度は男性の方が女性より圧倒的に高い。その理由が、生物学的性差と、飲酒 摂取パターンなどの生活習慣の、どちらがより大きく関与しているのかを考える。

生化学に関する文献を講読する。文献は主に英文文献を用いる。各自の研究テーマに関連した文献を検索し、それを各自選定して、セミナー形式で解読してゆく。
文献に出現した化学技術用語の意味を理解し、研究の進展のための一助とする。また、最後に各自が選定した文献内容の抄録を提出する。

本授業では、現代の栄養学上の諸問題について理解を深めることを目標としている。具体的には、各課題に関する最新の英語論文を学生各自が選択し、講読しまとめを発表する。

栄養学実験

生活習慣病に関する実験を行う

コレシストキニンA受容体遺伝子を欠損させた遺伝子改変マウスは、胆石を自然発生する。コレステロール胆石は、戦後急激に増加したが、胆石の発生頻度を減少させることができるような餌成分や薬物を探索する。

当方で用意した簡単な有機化合物の混合物をTLCで分離し、混合化合物の数を知る。
それらの化合物の中から一つを選び、UV,IR,NMRおよびGC-MSなどの測定を行い、それらのデータ解析により、選定した化合物を同定する。

ヒト血液など生体材料からの核酸の抽出分離・精製とその遺伝情報の解析など分子生物学的手法をマスターする。

栄養教育実習

栄養教育の観点から、社会の各分野での施設で実施されている栄養業務の実態を把握し、現代の栄養学の方向性を追求し、研究するために実習する。
併せて少子高齢社会での栄養に携わる専門家の役割とその対応を考える。

生命情報科学特論

生物ゲノム(遺伝子)の解析が盛んに行われた結果、今日では様々な種のDNA配列情報が解読され利用出来る状態にある。遺伝子(DNA)情報にはなにが書き込まれているのか?どこで検索できるのか?等の技術的な問題解決よりもむしろ、遺伝子の配列情報を解読することで何がわかるのか?について知ることは、医学、生物学、農学、工学、栄養学、家政学等には重要である。特に家政学にあっては食品中の組み換え遺伝子の理解と遺伝子情報抽出の方法論を学ぶことは重要である。

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