授業科目紹介
■食物栄養学専攻 衛生管理学
■食品衛生学特論
近年わが国ではさまざまな食品衛生問題が相次いで発生し、食品安全についての関心が大きく高まっている。この授業では、まず最近の食中毒発生状況と食品安全に関する考え方や制度、仕組みの変化について概説する。また、いくつかの代表的な大規模広域食中毒を例に、食中毒発生の要因とその予防対策などについて考える。さらに最新の貯蔵・加工技術(ガス置換包装や加圧食品など)を取り上げ、そこにおける微生物学的諸問題を論じ、併せて新しい食品衛生管理システムとして世界的に注目されているHACCPについても解説する。
食品衛生化学特論
近年、環境中の微量成分が人体になにらかの影響をもたらしているといわれている。特に食品中の微量成分である、ダイオキシン類、発がん性ベンゾ(a)ピレン及びニトロソアミン類、また日本人及び外国人の食品からの摂取等について講義を行う。
微生物学特論
バイオハザードとバイオセーフティーについての教育を基礎としながら、「食品衛生法」や「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」に記載されている病原体について理解を深める。その後に、食品由来感染症起因病原体について微生物学的な特徴や本病原体による食中毒や感染症発生時の疫学的解析方法について習得する。また、食品製造に有益な微生物やそれらの制御のための食品添加物、海外で注目されている食品由来感染症等についての最新知識を獲得する。
公衆衛生学特論
公衆衛生学とは、病気の予防と健康の維持について学ぶ学問である。学部においては公衆衛生学とは何か、日本における公衆衛生の諸制度など概要を学んだ。
大学院では、もっと掘り下げた公衆衛生についての専門的な学問を学び、その重要性と興味を認識してもらいたい。そして、自ら考え発表する力を養うことを目的とする。
衛生管理学演習
食品汚染微生物の生理生態、微生物性食中毒、腐敗、食品微生物制御などに関する英語文献について、輪読形式で院生に読解させ、それを題材に教員が解説を加え、ディスカッションすることにより、専門的な英文の読解力と専門知識を強化する 。
衛生管理学実験
バイオセーフティー(病原微生物からの災害に対する防御)の技術を習得した後、食品汚染指標細菌数の測定およびその測定値から判断される生物学的危害分析、食品由来感染症起因病原体(寄生虫・細菌・ウイルス等)の検出・同定方法を習得する。さらに、食品製造工程を分析しHACCPシステムを構築する実習を行い、総合的な食品衛生管理製造課程について理解する。
産業実習
食品加工分野に関連する微生物(衛生微生物を含む)を対象に試験研究を行っている企業または、試験研究機関において実習を行うことにより、微生物管理等に関する試験検査技術あるいは研究手法を習得する。
衛生情報管理学特論
今日、ネットワークは、最も光の当てられている分野である。中でも、時間と場所を超えて情報を共有できるネットワークサービスの利用に人々の関心が集まり、ユビキタス社会という言葉も人々の心を捉えている。一方、データを素早く検索できるデータベースも現代には無くてはならない情報技術である。そこで、この授業では、家政系データを例に取り、ネットワークを利用したデータベースの利用法を述べていく。
