授業科目紹介
■人間生活学専攻 人間発達学
〈人間発達学〉
人間の生涯における発達過程について発達心理と教育的見地を含めた情緒的側面からのアプローチと人体生理と健康・栄養等の科学的側面からのアプローチを行い、双方向から解析・研究することにより生活の主体である人間を心身の両面から究明する。
■発達臨床心理学特論
発達臨床心理学は、「人の生涯にわたる生物・心理・社会的側面からなる生活文脈の場で起こり得る、さまざまな兆候・問題・障害を包含した時間的・発生的な過程から、人間の心的機構の解明を行い、また、そのことを通して、具体的な発達支援の方法論の検討を行う人間発達の領域」である。本授業では、人間発達についての理解を深めるとともに、その理解に基づいて具体的な支援の方法について考える。
■発達教育心理学特論
この授業では、発達障がい児と呼ばれている子どもたちが成長していく上で直面していく様々な状況や課題について、具体的な事例を取り上げながら一緒に考えていく。またその支援の方法についても、事例に基づきながら具体的に考えていく。
「発達教育心理学特論」では、以下の二点を柱とする。
1.子どもの発達(成長・成熟)をデータをもとに、正確に把握し、論理(理論)的に理解する。
2.子どもの発達を把握・理解した上で、どのような教育的働きかけが求められているかについて考察する。
心理学的観点を中心にしつつ、学際的な視点の広がりを持って、講義し、議論する。
■発達保健学特論
慢性疾患や心身障害のある子どもたちの生物学的特性を中心に、その日常生活に関わる保健や年齢を重ねていくときに生ずる併発障害などについての文献購読を行う。
■発達栄養学特論
こどもの食生活と栄養の特徴を、こどもの成長・発達の視点から学習する。健全なこどもの成長・発達を阻害する要因の中から、主要な問題点を取り上げ、その対応を考える。テーマを選択し、数回のプレゼンテーションを行う。離乳食・ミルクに関連した企業の見学を予定している。
成長、発達、老化という特定の時期を通じて、栄養の重要性が評価されるようになった。例えば受胎前の父親の栄養状態、母親の妊娠期の栄養が新生児の健康に関わることがあること、胎児としての出発点が生涯に及ぼす影響は従来考えられていたよりも大きいということもわかってきた。ライフサイクルを通じての栄養の重要性を学ぶ。
■発達文化人類学特論
人間のたどるライフコースにおいて、こども、若者、大人、年寄りといった区分が存在することは人類普遍の現象のように思えるが、社会によりこれら区分の有無、区切り方、内容は文化や時代ごとに大きく異なる。今回は、ベトナムを取り上げ、この十年間撮影した人生儀礼の映像資料を取り上げ、その多様性を認識し、視野を広げ、意味を考察する。
