授業科目紹介
■被服造形学専攻 服飾文化系
■服飾文化史特論
服飾文化史の研究に多く用いられる図像資料には写本、タペストリー、刺繍、祭壇画、タブロー、版画、ファッション・ブック・雑誌・新聞の挿絵などがある。これらの具体的事例について、その資料的価値、そこに表現された服装の意味を、時代背景とともに論じる。受講者の研究資料の収集、解釈、活用の範囲を広めることを目的とする。
■染織史特論
日本の染織及び服飾の歴史をたどりながら、染織・服飾の一般的な発展プロセスと原理を学び、同時にその文化史的な意味について考える。授業は、原則的には染織技法や衣服の出現から、時代によるそれらの変化と発展を時系列に追ってゆくが、用途に視点を絞った観点や人の美意識に焦点を絞った観点からの考察にも重きを置く。
■ファッションデザイン特論
ファッション、この魅力的で不可思議なもの。わたしたちの、最も身近なものなのに、なぜか遠くに存在するもの。時代の先端を走っているようでいて、実は時代を終息させていくもの。人間の創り出した最も高い文化でありながら、わたしたちの欲望と消費の対象
となるもの。どこまでも時代を遡っていけるもの。世界のあらゆる民族において固有のものなのに、個人の自己表現であると同時に、流行という画一化をもたらすもの。
今の現象であるとともに、軽々と国境を越えていくもの。過去の思想家が語ろうとしながら、いまだに語り得ていないもの、ファッション。このデザイン文化探訪の旅に出発しませんか。
■服飾文化史演習
1.国内外の服飾文化関係学会誌掲載の論文の購読
2.国内外の専門書の改題
■ファッション情報特論
ファッションはその生成から消滅に至るまで、情報と深く関わっている。ファッション情報を史的に追いながら、ことに情報伝達技術が発達し始めた19世紀後期から、著しい発展を遂げた20世紀に焦点を当てて、社会や産業における情報とファッションの関係、両者の機能などについて講述する。
