■生涯学習概論
生涯学習および社会教育について総合的な理解を図る。具体的には、生涯学習の意義、家庭教育・学校教育・社会教育のかかわり、生涯学習関連施策の動向、社会教育の意義・内容・方法・形態、指導者、社会教育施設などについて理解を深め、生涯学習社会に向けて必要な取り組みについて考える。
■博物館概論
博物館に関する基礎的な知識の学習を進める。近年博物館の活動は多様になり、学校との連携、生涯学習、地域の歴史や文化の調査・研究等さまざまな分野に及んでいる。これからの博物館はこれらの時代的要求に応じていくために、いかなる組織、運営を図っていくべきか、各種の事例から考えてみる。
■博物館経営論
公立博物館を主体とした博物館経営の現状と課題について、具体的事例を参照しながら学習を進める。
■博物館資料論
博物館資料の種類と内容、調査研究、収集・整理保管、展示等に関する知識・技術の習得を図る。
■博物館情報論
博物館は、「もの」(資料、活字、映像、各種メディア等)と「ひと」(学芸員等の館職員、利用者等)、「うつわ」(施設・設備)とで構築される多彩で行動的な情報センターといえる。博物館が収集、整理し、プログラムし、サービスする情報について考えてみる。
■博物館実習
この科目では、4年次における学内・学外博物館施設での実務実習の準備学習として講義のほか、関連のテキストやビデオ・実物資料等により学芸業務の基本的知識を学ぶ。
■視聴覚教育メディア論
図書館・博物館などの視聴覚教育メディアに関する特性とその実用化と多様化に対して、様々な生涯教育等との関わり合いにおいての現状や今後に関して学習していく。
近年の博物館に求められる来館者の需要の変化などにも注目し、新しい双方向(インタラクティブ)に対応して行くべく、情報デザインの考察から、メディアを有効に組み立てて行くその手法までを、実践を通して新しい提案までを構築する。
■教育学概論
学芸員には、今日多様な知識・技能が要求されている。かつては、展示資料の収集や保管、それら資料についての調査研究、またこれらに関連する事業についての専門的知識が必要とされていた。しかし、現在はさらに広範な知識が求められている。たとえば、学校教育の現場に新しく取り入れられた「総合的な学習の時間」などで博物館の利用が積極的に進められており、児童・生徒の学習への対応が迫られている。したがって、学校教育についての知識や指導法についての理解も必要になった。博物館や美術館の利用は、広い意味での社会教育・生涯学習の分野に位置づけられているが、この科目では、これら学芸員に要請されている教育に関する知識・技能について基礎的理解を得ることを目的としている。