東京家政大学は、長年にわたり人々の生活にかかわる事柄を中心として教育・研究を重ねてまいりました。最初は、服飾・栄養・児童を中心としてスタートし、現在は育児・保育・児童教育・栄養・食育・服飾美術・造形美術・環境教育・心理カウンセリング・教育福祉・英語コミュニケーションまで幅広く包括的に生活に関する教育研究機関として発展し、今では博士課程までを擁しております。このような発展の一方で、その研究課題は細分化され奥深く進む傾向にあります。元来、生活というのは、細切れに存在するものを繋ぎ合わせたものでは無く、もっと連続し、境界の不明瞭なトータルなものとして捉えていくことに、その視点と意義があるものと思われます。そこで21世紀を迎え、細分化しつつある分野を、改めて横断的かつ融合的に組み合わせることにより、本学がここまで培ってきた知的資源を再発見・再構築し、現代の諸問題に挑もうとするために設置された試みがこのヒューマンライフ支援センターです。対象は学生や卒業生に留まらず、地域社会への交流と貢献を通して、我が国におけるこれからの教育と社会の理想的関係を築いていこうとするものです。 |