コンピュータシステム管理センター

SNS利用についての注意

渡辺学園総合情報システム協議会
(平成26年9月1日)

 近年、Twitter、Facebook、LINEなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やYouTube、ニコニコ動画などの動画投稿サイト、また2ちゃんねるなどの電子掲示板で気軽に情報の発信や友人とのコミュニケーションを取ることが出来ます。
 しかし、安易な書込みがトラブルを引き起こしたり、詐欺や犯罪などに巻き込まれたりする例がよく見受けられます。使い方を間違えると個人情報の漏洩や悪意がなくても加害者となってしまうケースも起きています。利用に当たっては、渡辺学園の教職員、東京家政大学・同短期大学部学生として、このような事態に巻き込まれないためにも、以下の内容に十分に注意して安全に利用してください。

1.情報などの書き込み

 プライバシー設定が不十分であったり、自分が書き込んだ内容を友人が引用したりすることで、情報が思わぬ形で拡散する危険性があります。書き込む内容には十分な注意が必要です。インターネット利用者の心得としてもっとも基本的なことですが、他人や組織の誹謗中傷や公序良俗に反する内容の書き込みは絶対に行わないように注意してください。
 また、違法行為が疑われるような背景(未成年者の学生が、飲酒・喫煙等の場にいるなど)での写真投稿や、自分は飲んでいなくても「飲み会に行きました!」などの書き込みはしないように注意してください。違法が疑われる行為に対して、それを指摘する書き込みが拡散し、困難な状況になった例があります。

2.著作権侵害に注意

 写真、イラスト、音楽や新聞、雑誌などの記事には特定の誰かが著作権を有しています。これらを、権利者の許諾を得ないまま掲載すると著作権侵害にあたります。また、人物の写真などの場合は、写っている人の肖像権があるため、掲載する場合には権利者の許諾が必要になる場合があります。

3.偽アカウント、架空アカウントからの投稿

 実在の人物や組織の名前を使った偽のアカウントで、不正リンク(ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺など)の投稿などが行われる事例があります。また、投稿した人が実在の人であったとしても、他の人が投稿した内容をそのまま再投稿する場合もあります。信頼できる情報かできるだけ確認することが必要です。

4.短縮URLの悪用

 短縮URLは、SNSで文字数の制約上URLを短縮して表示する外部のサービスです。実際のサイトのリンク先がわからないことから、フィッシング詐欺やワンクリック詐欺などの悪性ホームページに誘導する手口が確認されています。十分に注意してください。

5.不正アプリケーションからの情報流出

 悪意のあるアプリケーションの中には個人情報を承諾なく収集して、迷惑メールなどを送りつけることが目的のアプリケーションもあります。身元や利用目的がよくわからないアプリ等の使用を避けるようにしてください。

6.位置情報付の写真掲載

 GPS機能のついたスマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真には、撮影日時、位置情報が含まれている場合があります。こうした機器で撮影した写真を投稿すると自分の自宅や居場所が他人に特定されてしまう危険性があり、迷惑行為やストーカー被害などの犯罪の被害に遭う可能性があります。十分に注意しましょう。
 インターネットサービスは便利ですが、これを利用する際には、自分でも気づかぬうちに加害者になったり、被害者になったりすることのないよう十分に気をつけて利用してください。

事例1: ネットストーカーに注意

 Nさん(女性)は、SNSでプロフィールや自分の写真、近況などを投稿し、すべての人に公開していました。Nさんは、自分の投稿を見た人たちから寄せられるコメントやメッセージを毎日楽しみにしていました。
 しかし、ある日面識のない男性から「僕とつきあってください」というメッセージが届けられました。最初は適当に返事をしたりしていたのですが、あまりにもしつこくメッセージが送られてくるため、「迷惑ですので、もうメッセージしないでください」という返事をしたときから事態が急変しました。
 次の日から、脅迫的な言葉が並べられたメッセージが次々と送られてきたり、Nさんを誹謗中傷する投稿がされたりするようになったのです。さらにしばらくすると、「おまえの住んでいる場所はわかっているんだ」というメッセージも送られてきました。そこに書かれているのは確かにNさんの住所でした。気味が悪くなったNさんは、自分のSNSのアカウントを削除し、引越しを検討することになってしまいました。

 これはひとつの事例ですが、実際にこのようなネットストーカーの事件が数多く発生しています。今回は、Nさんが投稿している内容の公開範囲がすべての人になっていたり、コメントやメッセージを誰からでも受け付ける設定になっていたり、SNSで公開している投稿や写真に位置情報が付加されていたりしたことから、さらにストーカー行為がエスカレートしました。

 ネットストーカーによる被害は、電子掲示板やSNSにいやがらせをされたり、大量の電子メールやメッセージを送りつけてきたりといったことだけにとどまらない場合もあります。実際に自宅にまで押しかけてきたり、後をつけまわしたりといったように、ネット上から実世界のストーカー行為に移行する例もあります。SNSの投稿範囲、コメントやメッセージの受け付け、位置情報の付加などの設定には、十分に注意しましょう。

出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』

事例2: 有名サイトからダウンロードしたはずなのに・・・

 Bさんは、撮りためたデジタルカメラの画像を整理するうちに、気に入った写真の加工をしてみようと思い立ちました。しかし、どんな画像の加工ソフトがあるのか知りませんでした。そこで、検索エンジンを利用して、よく使われていて評判のよい無料ソフトを使うことにしました。
 検索エンジンの上位に出てきた口コミサイトで、ある無料ソフトの口コミを見てみると、かなり多数の人がダウンロードしていて、評判を表す☆の数も多く、そのソフトを推奨するコメントばかりでした。またそのソフトは、ある有名ダウンロードサイトから配布されていると説明されていました。そこでBさんは安心して、その無料ソフトを使うことにし、その口コミサイトに掲載されていたリンクから、有名ダウンロードサイトに行き、ソフトをダウンロードしました。
 利用してみると、口コミサイトに書かれていた評判ほどよいソフトという感じはしませんでしたが、基本的な機能は備えており、無料ソフトということで納得し、そのまま利用していました。

 数ヵ月後、いつものようにこのソフトを利用しようとすると、ウイルス対策ソフトから警告メッセージが出てきました。詳細を調べてみると、このソフトはボット(ウイルスの一種)だというのです。有名ダウンロードサイトから入手したはずなのに、なぜボットがインストールされたのでしょうか。
 実は、Bさんは悪意のある口コミサイトから、有名ダウンロードサイトへの偽のリンクで、別のホームページに誘導され、通常のソフトに見せかけたボットをインストールさせられたのです。その口コミサイトに書かれていた評判も、すべて嘘の情報だったのです。しかも、新種のボットだったために、ウイルス対策ソフトでは検知されませんでした。

 検索エンジンで出てくる情報が、すべて無害とは限りません。このように悪意のホームページへと誘導されることもあります。インターネット上でソフトなどをダウンロードする場合は、できる限りリンクではなく、信頼できる正規のホームページに行ってから、その中で検索するようにしましょう。

出典: 総務省『国民のための情報セキュリティサイト』

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