育児支援専攻

  • 実習

スケジュール

各実習内容

保育実習 Ⅰ

保育実習Ⅰは、保育士資格を取得するために必要な実習で、保育所と保育所以外の児童福祉施設の2カ所で行われる。保育士になるために、講義や演習で児童や福祉についての基礎的な知識や理論、保育技術などを学ぶが、保育実習は、それらの知識や技術を、実際の保育実践の場で、児童や職員とともに生活しながら身につける科目である。保育所では、0歳から6歳までの乳幼児が生活をしているが、その発達や興味・関心の方向を一緒に遊びながら探る。また、保育所以外の児童福祉施設の実習では、さまざまな環境や境遇に置かれている児童と寝起きをともにしながら、子どもを取り巻く家庭や社会の問題を考えたり、保育士としての役割を学ぶ。実習は、子どもたちと触れ合うなかで、現実の社会や福祉の問題、自分自身の生き方などを考えるよい機会なのである。

保育実習 Ⅱ

保育実習Ⅱは、保育実習Ⅰにおける保育所での実習をふまえておこなう保育所の実習である。実習期間は、2週間である。実習は保育者の指導のもとにおこなわれるが、実習生自身のより主体的な取り組みが要求され、保育所保育士を志望する者が選択するのが望ましい。保育実習Ⅰの経験を生かしての、乳幼児へのより深まった理解や保育技術の習得をめざしている。実習の内容は、指導計画を立案しての部分実習や責任実習を中心としている。

保育実習 Ⅲ

保育実習Ⅲは、保育実習Ⅰにおける保育所以外の児童福祉施設の実習をふまえて行う、宿泊をともなった収容施設での実習で、期間は10日間である。実習は保育者の指導のもとにおこなわれるが、実習生自身のより主体的な取り組みが要求され、施設保育士を志望する者が選択するのが望ましい。保育実習Ⅰでの経験を生かして、対象児童の理解や施設の機能、専門職としての保育士の役割など、より深まった体験的理解をめざしている。また実習の内容は、指導実習を中心として行い、より体系的で積極的なものとなる。

教育実習(幼)の研究

幼稚園における教育実習を実り多いものにするための、事前準備の授業である。まず、幼稚園の1日を知り、実習生としての関わり方や、指導方法について考え、子ども理解、教育内容、記録の取り方、指導計画の立て方について具体的にイメージしていく。授業を通して、幼稚園の教育や教育実習の意義について学び、さらに各自の教育実習における課題の明確化を図る。

教育実習(幼)A・B

幼稚園における教育実習は、都内と近県の本学指定の私立及び公立幼稚園で、3年次10月と4年次の6月に2週間ずつ行う。実習は、①幼児の生活の場である幼稚園の活動に参加し、幼児理解を深めることで幼稚園の教育的役割について実践的に理解すること。②保育者の保育実践の姿から保育方法や保育技術の教育的意味を把握すること。③保育計画を立案し、実践する経験を通して保育を支える教育的意図の重要性について理解すること。④保育者からの具体的な指導を受け、自分の保育について省察しながら自らの成長を図ることを目的としている。授業では、実習に向けた具体的な諸手続きを通して、実習に対する主体的関与を促し、各自の実習体験を文字化するための観点や省察の方法について具体的に学習する。実習終了後は、お互いの実習体験を共有化し、より広い視点から幼稚園における教育について考え実践する力を育成するため実習報告会を行う。

保育実習
  • 正治 早央莉
  • 家政学部 児童学科 育児支援専攻

子どもたちからの「信頼」を全身で受けとめる大切さを学びました

保育所と乳児院での実習を、それぞれ2回経験しました。保育所では、まず、保育者が子どもたちとどのように関わっているのかを観察することから始まり、子どもたちとふれあいながら、今度は自分で保育計画を立て、実際に保育する実習段階へと進んでいきます。実際の現場では戸惑うこともありましたが、子どもたちの気持ちを受けとめ、共感することを意識しながら取り組めたと思います。乳児院には、さまざまな理由で両親と一緒に暮らせない子どもたちが入所していて、職員と子どもとの間には強い信頼関係が築かれています。子どもにとっての職員の存在は親と同じくらいに大きく、こうした現場を実際に経験できたのは、とても貴重でした。
私の実習体験談
保育実習
  • 児童学科 育児支援専攻 卒業生

子どもの気持ちに寄り添うことが大切であることを学びました

保育園で2回、幼稚園で1回、知的障がい者施設で1回、実習を経験しました。またその内容も、保育の様子を見る観察実習からスタートして、保育のなかのある時間だけを担当する部分実習、さらにクラスの一日担任となり、指導案に従って保育を行う責任実習へと、レベルアップしていきました。最初は不安や戸惑いばかりでしたが、現場に出て先生方の保育を見ることで、子どもたちの個性や性格を把握しながら接することの重要さに気づかされました。また、保育の流れや、一人ひとりの子どもに応じた声のかけ方などは、実習から学べる大きなことだと思います。
私の実習体験談
保育実習
  • 志村 詩織
  • 家政学部 児童学科 育児支援専攻(卒業)
    公立幼稚園教諭

子どもたちと向き合い理解することの大切さを学びました

幼稚園、保育所、養護施設、児童館で実習を経験しましたが、すべての子どもたちとすぐに打ちとけるのはむずかしく、とくに養護施設と児童館では、中・高生との距離のとりかたに戸惑うこともありました。それでも、接しながら少しずつ一人ひとりの性格や好きなものを知り、安心してもらえるように働きかけることを心がけました。保育者は、子どもにとって信頼できる存在であるべきで、それは幼児でも高校生でも同じです。実習を通して、相手と向き合い理解することの大切さをあらためて感じました。
私の実習体験談

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